牛乳と猫スーツ。
8組と5、6組がぶつかり合い、押されて後退してきた敵を直樹達が攻撃する。
「おい、通るぜ〜!どいてくれ〜。」
悠斗が敵の負傷兵を2人担ぎ、戦場と本陣を行き来してポイントが増えていく。
「…よし、5、6組は壊滅状態、8組も半壊している。一気に攻めよう!」
「了解。みんな、一気に行こう!!」
『よっしゃ〜っ!!』
みんな一斉に攻撃に出る。
3クラスを相手にしても直樹達の有利は変わらず、そのまま敵のリーダーを倒し、敵のフラッグと武器、弾薬を奪いことに成功した。
「フラッグをかなり手に入れたけど、どうする?増やしても戦力が分散するし。」
「…いい方法がある。フラッグには拠点を増やしたりする他に、まだ利用できる事があるんだ。優華、審判を呼んでくれ。」
待つこと、数秒。
「お待たせ〜!みんな頑張ってる〜?」
こーちゃん先生が来た。
「…先生、この8本のフラッグで3年9組から向こうの教室を封鎖、本陣フラッグ1本で奥の階段を封鎖してください。」
「は〜い、了解よ〜。」
こーちゃん先生はマスターキーを使って、教室と階段を閉じていった。
「…これで向こうの階段から攻撃される心配はない。」
「やるな、拓也!それじゃ、下に行こうか!」
直樹の言葉に、みんなが頷いた。