牛乳と猫スーツ。
嫌な予感がしたので本陣へ戻り、みんなを待機させて、直樹が階段を下りようとしたとき、後ろに彩華がいた。
何を言っても戻ってくれなさそうだったので、ついて来てもらうことにした。
覗き込むと、問題の教室の前にさっきよりも多くの人達が倒れていた、恐らく隣の教室の人達だろう。
その人達の中心、いつの間にか、かなりの時間が経ったんだろう、窓からオレンジの色の光が差し込み、その光を浴びて優しく輝く女の子がいた。
「エリーゼ?」
そこにいたのはエリーゼだった。
「なんだ、エリちゃんじゃ〜ん。」
彩華がエリーゼに向かって歩き出す。
エリーゼを見つけたと本陣に連絡しようとしたとき、彩華の悲鳴が廊下に響いた。
「キャャャー!!止めて、エリちゃん!!」
信じられないことに、エリーゼが彩華の髪を食べていた。
「このパスタ、変な味しマース。」
「パスタじゃないよ〜!変な味もし〜な〜い〜!!」
いや、恐らく味覚が正常なら、おいしくはないと思う。