牛乳と猫スーツ。
「くっ……。強いヤツがいるなら異存はねぇよ。」
麗花に圧倒されて、3人が畏縮(いしゅく)する。
「私は別に投げ出して後の者に任せるつもりはないよ、全て片付けてから去るつもりだ。私が言いたいのはそれだけだよ……。」
こうして会議は終了した。
【リムジン車内】
「直樹くんと彩華ちゃんの2人に話しましたの?」
「もう会議は終わったんだ、口調戻したら?」
クスッと笑いながら蓮が言う。
「ああ、そうね…。それで話したの?」
「何を?」
「この狂った世界のことよ。」
外を眺めながら麗花が言った。
「話すもなにも、あの子達は表側にいる。裏は見えてないよ…。それに…見える前に片付ける。」
「そう。ホントにやるの?」
「やるよ。あの子達の平和は奪わせない。」
『ずっと続くんだろうな、こんな日々が…。』
蓮の脳裏に直樹の言葉が浮かんだ。
「麗花も一緒にやる?」
「そうね…。私も忍には表側にいてほしいわ。いいわよ、やっても。」
麗花が言い終えた瞬間に車が激しく揺れる。
「な、なに!?」
「っ……!先手を打たれたか…。」