牛乳と猫スーツ。



「くっ……。強いヤツがいるなら異存はねぇよ。」




麗花に圧倒されて、3人が畏縮(いしゅく)する。






「私は別に投げ出して後の者に任せるつもりはないよ、全て片付けてから去るつもりだ。私が言いたいのはそれだけだよ……。」




こうして会議は終了した。






【リムジン車内】




「直樹くんと彩華ちゃんの2人に話しましたの?」





「もう会議は終わったんだ、口調戻したら?」




クスッと笑いながら蓮が言う。






「ああ、そうね…。それで話したの?」




「何を?」




「この狂った世界のことよ。」




外を眺めながら麗花が言った。






「話すもなにも、あの子達は表側にいる。裏は見えてないよ…。それに…見える前に片付ける。」



「そう。ホントにやるの?」





「やるよ。あの子達の平和は奪わせない。」




『ずっと続くんだろうな、こんな日々が…。』




蓮の脳裏に直樹の言葉が浮かんだ。






「麗花も一緒にやる?」





「そうね…。私も忍には表側にいてほしいわ。いいわよ、やっても。」




麗花が言い終えた瞬間に車が激しく揺れる。





「な、なに!?」




「っ……!先手を打たれたか…。」
< 372 / 1,131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop