牛乳と猫スーツ。



蓮がドアを開けて車の上に登ろうとする。




「ちょっと蓮!なにする気よ!?」




「とりあえず車を奪い返す。恐らく運転手は偽者だ、どうやら私達を監視してたらしいな。」






「そんなことはどうでもいいの!まさかあなた運転するつもりじゃないでしょうね!」




ビシッと蓮を指差しながら麗花が言う。






「そのつもりだけど?」





「嫌よ!!前にムチャクチャな運転をしておいて、よく言えるわね!私が運転します!!」





そう言って、麗花も上に登る。




2人が上に登り、顔を見合わせ、それだけで理解し互いに頷き、走り出す。






ガンッとボンネットに蓮がジャンプして着地し、運転手を見てニヤリと笑う。




運転手が懐から拳銃を取り出し窓を開けて撃とうとする。






「私の家の車、返してくださる?」




上で待機していた麗花が手刀で拳銃を落とし、胸ぐらを掴んで外に放り出す。





「うおおおわぁぁぁぁ〜っ!!?」




運転手が道路にすごいスピードで転がっていった。





「麗花、運転できるの?」



「できるわよ、自家用のレース場で運転してるわ。それより邪魔だからそこどいて。」
< 373 / 1,131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop