牛乳と猫スーツ。
「悠斗のバカ!バカ!バカ!バカ!バカ!バカ!バカ!」
バカの一言につきパンチ一発を繰り出す真里香がいた。反撃できない悠斗は、ただサンドバッグのように殴り続けられていた。
「こういう本は見ないって約束したでしょ!?」
真里香が床に散らばっている本を指差す。そこにはやたらと胸の大きなグラビアアイドルが表紙の雑誌や少し過激な雑誌が数冊あった。
「だ、だから、それは友達が忘れていった物だって!」
かなり殴られたのだろう、あの悠斗がフラついていた。
直樹は床に落ちていた見覚えのある雑誌を広い上げた。それは落ちている雑誌の中でも、かなり過激な雑誌だった。
「悠斗。これって、この前コンビニで買ってたやつだよね?」
「な!?なぜそれを!??あの時、お前はお菓子コーナーにいたはず!さらに俺はバレないように、角度を気にしながらマンガ雑誌に挟んでレジまで行ったのに!!」
「いや、トイレ前の鏡に映ってたから。」
「しまったぁ〜!!!盲点だったぁ〜!!今度からは気をつ――――はっ!?」
悠斗は自分が買ったことを認めてしまい、顔が青くなっていく。
「そう。自分で買ったんだ。しかも私が怒ったのに、また買いに行くのね?」