牛乳と猫スーツ。
「女と2人で…。」
彩華は寝相が悪く、上から落ちてきただけ。
「しかも下着姿で…。」
寝る前に悠斗と騒いでいたから暑くなって脱いだだけ。彩華は上から落ちてきたときに脱げた。
「仲良く抱き合って…。」
2人とも布団と勘違いしてるだけ。
「大人の階段を上ってしまった…。」
2人とも未経験です。そんな関係にはなっていません。
「お兄ちゃんの初めては、私がもらうはずだったのに…。」
妄想です。そして危険な発言です。
「いや…。新会長さんを外に捨てて私が隣に寝れば、記憶の書き換えになるのでは?」
シュルシュルシュル…。
「っ!?何の音?」
荷物からサバイバルナイフを取り出し、周囲を警戒する。そして上から何かが下りてきた。
「上!?」
いきなり上から下りてきた謎の物体に背後を取られる。振り返りながらナイフを逆手に持ち替え攻撃する。
しかし、ナイフは人差し指と中指で止められた。
「久しぶりだな、妹さん。」
「会ちょ……蓮さんでしたか!?」