牛乳と猫スーツ。
「酔っちゃった♪」
遥が持つ紙コップの中には半分くらいのんだコーラが入っていた。たまにいるらしいが、コーラで酔う人を直樹は初めて見た。まあ、演技なのだが…。
「体が熱いわ…。」
シャツの上2つのボタンを外す。白いブラジャーが少し見えた。
「この熱を冷ませるのは、あなたのキスだけなの…。」
目を閉じて唇を直樹に近づける。
「むぐっ!?」
しかし唇に当たったのは直樹の唇ではなく、1.5リットルのコーラのペットボトルの口だった。
「は〜い!お代わりだね、はるっち!遠慮し・な・い・で・ね!!」
彩華がペットボトルを遥の口にねじ込む。
「ごくっ…ごくっ…ごくっ…。」
見る見るうちにコーラがなくなっていき、全て飲みきる。
「フフフ…。気遣いありがと。彩華、あなたもジュースが空ね。気づかなくてごめんなさい。ほら、飲・ん・で!!」
「もがっ!?」
彩華の口に2リットルのオレンジジュースとスポーツドリンクの2本をねじ込む。
「ごくっ…ごくっ…ごくっ…ごくっ…ごくっ…。」
2本のペットボトルもなんのその、彩華はこぼさずに飲みきる。
「や、やるじゃない。」