牛乳と猫スーツ。
「もう、あなたったら大胆なんだから〜!チューしちゃう♪」
目を閉じて、ほっぺたにキスする遥。
「ん?」
違和感を感じて目を開ける。なぜか彩華にキスしていた。
「うっ……ゲホッ!ゴホッ!うぇ〜。」
毒でも飲んだかのように苦しむ遥。
「2人はそういう関係だったんですか。」
「はぁ〜!??苦しんでるでしょ!?見てわかるでしょ!いくら直樹の妹でも、言っていいことと悪いことがあるわよ!!」
本気で怒る遥。
「そのまま結婚してくれませんか?邪魔者が2人消えて、私すごく嬉しいです〜!」
「笑顔でなんてこと言うのかしら、この子…。」
「だって〜マジで邪魔なんですもん。てゆ〜か、そろそろベッドから出てくれません?つ〜か、表出ろ。」
「小娘が。いいでしょう、格の違いを思い知らせてあげるわ!」
遥は服を着て、美樹と一緒に外へ出て行った。おそらく数分後には中庭は戦場と化しているだろう。
「うう……。砥石(といし)忘れた…。」
「それは悪夢だね。」
うなされている彩華を見ながら、直樹は二度寝するのであった。
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【理事長室】
かなり広い部屋に彩華と理事長である龍堂源三郎(げんざぶろう)がいた。