牛乳と猫スーツ。
京都行きの電車に乗った3年生達。その中では超不機嫌な蓮が飴玉をガリガリと噛み砕く。
さすがの菫と晶もイタズラしようとはしなかった。
【京都】
駅に着いた3年生達を各担任が点呼している。点呼が終わり、バスに乗ってホテルに向かう。
バスの中では生徒達が騒いでいた。
「ホテルに着いたら、君をむちゃくちゃにしてあげるよ。」
「お姉様ぁ〜!」
百合の花が菫と晶の周りに咲き誇る。もちろん演技です。
「蓮、まだ機嫌悪いの?」
「あれほどの猫様、二度とお見えにならないかもしれなかったのに…。」
頬杖をつきながら言う蓮。
「まあまあ、ポッキー食べる?」
雪がポッキーを蓮の口に入れる。
「もぐもぐ…。うみゃい。」
少し機嫌が良くなった蓮だった。
………………………。
……………。
……。
【ホテル】
蓮達が依頼で貯めたお金を使った修学旅行なので、ホテルは高級である。
「やはりホテルに着くと修学旅行って感じするな。」
「そうね、菫。彩華達の引き継ぎが早くなったから少し遅れたけどね。」
隣にいた雪が微笑みながら言う。