牛乳と猫スーツ。
「うわぁ〜!5組の矢田(やだ)くんも撃沈だぁ〜。」
「なんだ知ってる男子か?」
木の裏に隠れて見ていた晶と菫が話す。
「何言ってんのよ、菫。龍堂3年の中では5本の指に入るイケメンよ!」
「あんなひょろいのが、まだ4人もいるのか…。」
「あなただって、そのうちの1人に告白されたじゃない。」
「え?そんなことあったか?」
「ほら、一週間前に…。」
【一週間前】
校舎裏に菫は呼び出されていた。
「菫ちゃん、俺と付き合ってよ☆」
茶髪でピアスをつけた男子生徒が言う。
「あぁ?貴様、大事なところを斬り落とされたいらしいな…。」
菫が黒いオーラを出しながら黒龍を鞘から抜く。
「語尾に☆なんて付けて、男として恥ずかしいとは思わないのか?さあ、ズボンを下ろせ。貴様の粗末な○○○を斬り落として、その後に口へ突っ込んでやろう。嬉しいだろう?」
「ヒィィィ!?助けてくれ〜!」
………………………。
……………。
……。
「っていうの、あったでしょ?」
「ああ、あれか。私はケンカを売られてるとばかり思っていた。」