牛乳と猫スーツ。
「そ、そうか…。店長に俺達も一緒に送ってくれって言っといてくれないか。」
「ああ、聞いておく。それより注文は決まったのか?これでも私は忙しい――――」
「コラ!蓮ちゃん!お客様に、そんな言葉遣いはダメよ!うちはツンデレ喫茶じゅないんだからね。すみません、ご主人様、お嬢様。」
名札に『あいり』その上にはチーフと書かれた少し年上の女性が次狼達に頭を下げた。
「いえ、俺達は蓮を捜していたんですよ。」
「そうなんですか!?すいません、人手不足で蓮ちゃんに手伝ってもらっていたんです。私から店長に言って、すぐにホテルまでお送りしますね。」
「あの、俺達も手伝いましょうか?」
「え?でも…。」
「送ってもらうだけで十分嬉しいんで、手伝わせてください。」
「ありがとうございます!自己紹介が遅れました、私はチーフの山口愛理(やまぐちあいり)です。それでは、厨房とフロアに2人づつ入ってもらいたいんですが。お料理できる方は?」
愛理の言葉に次狼と雪が手を挙げた。
…………………。
…………。
……。
フロアに蓮、菫、晶。厨房に次狼、雪。5人のお手伝いが始まった。