牛乳と猫スーツ。
「オムライスあがり。」
白衣を着た次狼がオムライスを出す。
「ラブラブパフェあがりました〜!」
同じような白衣を着た雪がパフェを出す。
「雪、次はスパゲティだ。茹でといてくれ。」
「わかったわ!」
テキパキと作業する2人のおかげで厨房はスムーズに動いていた。
「それじゃ〜今から晶がラブを注入しますね〜!」
晶が両手の人差し指と親指でハートを作り、スパゲティに愛情を注入していく。
「こちらのオムライスには何と書きますか?」
菫がケチャップを持って客に尋ねる。
「そ、それじゃあ『好き』って書いてくれるかなぁ。」
太った客が息を荒くしながら言う。
「はい。『死ね』ですね。」
菫が皿からはみ出るくらい大きく『死ね』と書いた。
「はい、あ〜ん。」
隣の席で、蓮が客にオムライスを食べさせようとスプーンを近づける。
「パクッ。蓮の愛情は渡しはしない!」
菫がオムライスを奪い取る。
「す、菫ちゃん!ダメよ〜!」
愛理が慌てて駆け寄る。
真面目な蓮とノリノリな晶、客を別の意味で興奮させる菫の3人のおかげでフロアは笑いに満ちていた。
店の売り上げは予想よりかなり上で、店長はまた泣きながらお礼を言い、5人をホテルまで送った。