LOVE〜強さに隠した涙〜



「ちぃと待たんか!」
店長登場!!!
助かった………。
と安堵するのも束の間、

「んだジジイ?」
と、ケンカ腰で睨み付けた。
長身の柊は、文雄を見下ろす形になっていた。

「その子を離さんか」
しかし、文雄は冷静に返した。

「俺はこの女に用があんだよ。とにかくコイツを連れていく」
と、強引に望夢を引っ張った。


『痛えって…!!離せよ!!』
「うるせぇ!駿さんが心配してんだよ!捜してんだよ、お前のこと!」
『何で駿さんの事知ってんだよ!!』
「知ってて当たり前だっつの!」
『だから何でだよ!!』
「俺等の総長だからに決まってんだろ?」
『あっ!!お前、龍蛇だろ!?』
「だったら何だってんだよ!」
『何でもねぇよ!つか、何でアタシの事捜してんだよ!?』
「お前と連絡取れねぇからだろ」
『仕方ねぇじゃん!!金ねぇから、携帯代払えねんだよ!!』
「知るか!んなもん!とにかく連いて来い」


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