永遠(とわ)に…
「彰さん?おめでとう。」
「有り難う。…
真奈も、来てくれてありがとな。」
「どっちみち、今夜 泊まるホテルがここだからでしょ?…」
「真奈?貴女 まだ 拗ねてるの?」
「良いよ。僕が真奈のご機嫌を悪くしたんだから…」
「でも…」
コンコン…
「はい。…」
ガチャ…
「先生?皆さん お待ちかねです。そろそろ 会場の方へ…」
「じゃ、私達も会場へ行ってますねぇ。」
「あぁ…
真奈?後でな…」
「………………」
パーティー会場には、所せましと、招待客や雑誌記者でいっぱいだった。
カメラの数 数えられないよ。
「凄いわねぇ。お父さん こんなに有名人になっちゃって…」
「お母さん?嬉しい?」
「ええ〜。でも、これからもっと忙しくなると思うとねぇ。…」
ヤッパ、お母さんも淋しんだね。
「では、本日の主役 恋愛作家の西条彰先生を 拍手でお迎え致しましょう。」
パチパチパチ…
お父さんだ。
カメラのシャッターが眩しい位に光る。
カシャ、カシャカシャ…