世界の果てまでキミと一緒に。




「桜子様?」



名前を呼ばれて我に返る。


私の名前を読んだのは綾乃さんだった。



「綾乃、さん……」


「桜子様?どうしたんですか?」



1歩1歩、近付いて来る綾乃さん。


私の事を心配してくれてるんだろうか。



「何か、あったんですか?」



違う。


この人は心配なんてしていない。


だって、私に近付いて来る綾乃さんは不敵な笑みを浮かべていたから……。




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