世界の果てまでキミと一緒に。



その時、なぜか初めて綾乃さんが怖いと思った。


不敵な笑みを浮かべている綾乃さん。


この人は、何かを知ってるんじゃないのか?


そんな疑問が頭を過った。



「ご主人様のお部屋の前で、立ち聞きするなんて奴隷のする事じゃありませんよ?」



そう言ってクスクス笑う綾乃さん。


まるで人をバカにして楽しんでるような……。



「別に、立ち聞きなんて……」



私は早く自分の部屋に戻ろうと、体を自分の部屋の方へ向けた。


でも足が、まるで金縛りにあったかのように動かない。





< 155 / 179 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop