世界の果てまでキミと一緒に。
「あっ!もしかして聞いちゃいました?」
「えっ?」
私は綾乃さんを見た。
「千尋様と桜子様は血の繋がった兄妹だって話……」
満面の笑みを浮かべる綾乃さん。
「兄妹でセックスするなんて不潔。ちょー汚い。でもね、千尋様とアナタが一緒にいられるのは今日が最後」
綾乃さんはクスクス笑う。
愉快犯のように……。
それに、千尋様と私が一緒にいられるのが最後って……。
私の手から小説が離れ、床に落ちた。