世界の果てまでキミと一緒に。
「このネックレスの本当の意味、知りたい?」
「本当の意味?それは……」
奴隷である印。
「このネックレスは、桜子は俺のモノって意味。それは奴隷とか愛人とかじゃなく俺の大切な人。桜子は俺が生涯、本気で愛した、たった1人の人。誰にも渡さない。このネックレスは俺からの愛の印」
私は何も言えなかった。
その代わり、目に涙が溢れ、目尻を通って流れていった。
「嬉しくなかった?」
親指でそっと涙を拭いながら千尋様はそう聞いてきた。
「嬉しくて……」
愛する人から言われた言葉。
嬉しくないわけない。
「今まで、ゴメンな……」
千尋様はそう言って、私の体をギュッと抱きしめた。