イケメンエリートかつ小悪魔
「愛~っ!今から感動させっから…俺の言うこと、聞いて」


…えっ?


山の中で…っていう、要求?


ビクッとして蓮くんを見ると、蓮くんは…


私の瞼に、そっと手をあてた。


「俺がいいって言うまで…しばらく目ぇ閉じてて欲しい」


蓮くんの熱い指先を瞼に感じ、言われるがままに瞳を閉じた。


車は山道を抜けたのか、くねくねしたカーブももうないみたいで、


身体が左右に大きく揺れることもなくなった。


「蓮くん…。感動って、何?」

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