キミがいた夏~最後の約束~
私が気がついたのは病院のベットの上
私はライフセーバーの手によって助けられていた
そこで私を待っていたのは
助かったという喜びの言葉でも
暖かい手でもない
とても…
とても悲しい現実
『なんでよー!!なんであんたが生きてんのよー!!』
『美保落ち着け!!』
たっちゃんを殺してしまったという現実
『あんたが死ねばよかったのよぉ~』
『美保…』
『卓を…卓を返して…ヒック
…ワァァァァァァ━━━━━━━
━━━━━アアアア━━━━━
━━━━………………』
喉の奥から突き上げる地鳴りのようなそんな泣き声だった
『ご…めん…なさい…』
謝って許される訳ではないけど
『ごめん…なさい…』
私はこの時初めて
取り返しの付かない過ちを犯したことに気づいた
ごめんなさい…
ごめんなさい………
「それから…お母さんは私とあまり口を聞かなくなった…」