キミがいた夏~最後の約束~
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「はぁ~…いいお湯だった…」
私はトビーさんの家のお風呂に入った後、自分の部屋に戻ろうとリビングを横切っていた
「み~すずちゃん」
呼ばれて振り向くとトビーさんがビール片手に晩酌をしている
「あ、お風呂お先に頂きました」
「うん全然、あ、ねぇ美鈴ちゃんもどお?」
そう言ってビールを持ち上げる
「いえ…私はお酒は…」
私がそう言うと
「あ!間違えたこっちこっち」
すぐに隣のジュースのビンを持ち上げる
私はその行動に、少し酔ってるなっと思い笑った後
そっちならっと言ってトビーさんの向かいの席に腰かけた
「わぁ~美鈴ちゃんと飲めるなんてうれしいなぁ~」
そう言いながら大袈裟に喜んで私にジュースをついでくれる
もしかしたら娘さんのことを思い出しているのかもしれない
それぐらいトビーさんの瞳はやさしかった
「ほい!」
「ありがとうございます」