キミがいた夏~最後の約束~
「お風呂上がりの美鈴ちゃんと向かい合ってるって知ったら渚の奴、怒るだろうなぁ~」
「あはははは」
私が笑ったら、トビーさんはまた眉を下げた
「どう?最近、落ち着いてきた?」
「あ、はいお陰さまですごく楽しいです」
それは本当に本当だった
トビーさんと都さんのお陰ですごく良い思いをさせて貰っている
「渚とはどう?」
思いがけないその質問に少し顔を赤くする私
「あ…順調です…」
それを聞いたトビーさんがよかったっと言ってニッコリ笑った
「渚はねぇ…ああ見えて結構考え方もしっかりしてて…」
私は小さく頷いた
「まあ、あの顔だから女の子には不自由してなかったけど…」
そうだろうな…っとは思ってたけどハッキリ言われると少し凹む
「美鈴ちゃんには本気なんだってすぐわかったよ」
そう言ったトビーさんを疑わしそうにチラリと見ると
「ホントだよ?あいつ、基本、自分以外に興味ないような奴だったから」
私はそれを聞いて笑った