キミがいた夏~最後の約束~




「運命の2人かぁ~…」




私は一人店番をしながら昨日のことを反芻していた


ピーク時が過ぎたので綾香は休憩に


お店にお客さんはいたけれどオーダーも済んでいたのでトビーさんもその間に休憩に入っていた



ガチャン━━…‥



すると裏口から音がして、いつも通り彼が入ってきた



三池ヒロヤ君が…



いつも通りの事務的なやり取りが終わって


彼は帰って行くのだと思った


でも違った


「一人なの?」


そう低く冷たい声で聞いてくる


「あ、うん、2人とも休憩に行ってるから…」


私がそういうと、彼は思いもよらないことを口にした


「あんた、長谷川美鈴だろ?」


え……?


「海で弟なくして…母親が自殺した」



━━━━━━━!?


なに?


なんでそんなこと知っているの?


彼は私に冷たい視線を向けたまま


私も彼を凝視していた


絡み合う視線


でも冷たい瞳はやっぱりどこか居心地が悪くて


私はすぐに目をそらしていた






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