キミがいた夏~最後の約束~




「なんだ?やっぱり知ってんじゃん」


ケロッとした感じでそう言う三池くん


「違う…聞いたのは…あなたと会う…ずっと前で…」



ああ…



彼の目が



この冷たい目が



どうしてこんなに私の居心地を悪くさせるのか



その理由が



今はっきりとわかった



そう



私はこの目をよく知っている



彼の目は…



この冷たく暗い瞳は



橘先輩と出会う前の



私の目




同じ痛みを持った人



三池ヒロヤ










ガチャン━…‥


チリリーン━━━……‥‥





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