キミがいた夏~最後の約束~




「なーんだ!橘先輩いないじゃーん!」


そこに立っていたのは、確実に夏休み前よりも派手になっている春奈だった


春奈を見た加奈先輩は、苦虫を噛み潰したような顔をしている…


春奈は金髪に近い髪を振り乱しながら、私とカウンターの加奈先輩に近づき


この間のことはもう忘れましたと言わんばかりに、加奈先輩と私に話しかけて来た



「あ、加奈先輩おひさぁ~」


「ああ…うん…」


苦笑する加奈先輩


「美鈴!やほぉ!」


み、美鈴!?

な、馴れ馴れしい…

まあ私は心の中では春奈って呼んでるけどね…



「い、いらっしゃい…」



加奈先輩と私のドン引きぶりに気づいた様子もなく春奈はまた話し始める


「ねーねー、橘先輩知らない?」


へ?橘先輩?





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