キミがいた夏~最後の約束~




扉を開けて立っていたのはトビーさんだった


はあ…ビックリした
橘先輩かと思った


「トビーさん、休憩すんだんですか?」


ドキドキした気持ちを落ち着かせながらそう言うと、トビーさんは予想外のことを口にした



「美鈴ちゃん、外に渚がいるから行っておいで、お店は俺がいるから」



ドキン━━━ッッ…‥



心臓があり得ないぐらい騒ぎだす


え?


橘先輩が…


どうしよう…


心の準備が



「大丈夫だよ」


その言葉に顔をあげるとトビーさんが優しい顔で笑っていた


私はそれに小さく頷くとトビーさんが立っている扉へと近づく





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