キミがいた夏~最後の約束~




「あれ…?」


「ん?」


トビーさんに近づいてわかったけれど、なんだか服装もヨレヨレになってエプロンも歪んでいる



「トビーさん…どうしたんですか?なんか…エプロン…」


私がそう言うとトビーさんは自分の身なりを見ておー!っと驚いている


「いやぁ~ちょっと運動してきちゃって」


「?そうなんですか?」


少し焦ったトビーさんにさっさと行くように促されて私は一歩外に足を踏み出した



その途端、夕方の生ぬるい風が頬をなでる


でも意外に暑くはない


これからくる状況に気持ちが別な方向にいっているせいかもしれない


私はなかなか動き出さない足を無理矢理前に出して、少し歩いて周りを見回してみた


すると海と歩道を仕切ったガードレール


そこに俯いて腰をかけている


橘先輩を見つけた












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