空を見上げる皇帝ペンギン。
脈絡も無く、そんな言葉をかけられたから「ありがとう。」と言って、廊下を早足で行った。
階段の所まで来て、顔に熱が集まっていたことに気付く。
周防くんてあーゆーことサラリと言う人だっけ。サッカー部とかバスケ部の人は、第二ボタンまで開けてる人ばかり。
陸上部はそんなじゃないから、油断してた。
そんな風に周防くんは平気でそーゆー事を言う人だ、というのが崩されたのは卒業式を終えたクラスでの打ち上げ。
私は友達とずっと話していた。
たまに友達と仲の良い男友達に話しかけられたけど、上手く笑えなくて顔が強張る。