ねぇ、そばにいて。
頭を撫でてみようと触れれば
「…やめてください」
あら。…失敗。
さらに眉を寄せてしまった。
「なによ? どーしたってゆうの?」
「……黙っててください」
漣はまた私の後頭部を引き寄せる。
「…ん…っ……」
荒々しいキス。
別に、嫌なわけじゃない。
むしろ不機嫌で少し乱暴な漣は新鮮だ。
ただ、珍しくて。気になっただけ。
私の腰にあった漣の手が服の中へ入り込んできては、背中をなぞるように滑っていく。
頭にあった方の漣の手は、剥き出しだった私の太もも辺りを撫で始めた。
その間もキスは降り続く。
わざとなのか、
クチュ と卑劣な音が響いて。
「…ん……」
舌を吸い、ひどい角度で絡めてくるくせに
私がそれに応えれば離れる。
漣のキスは私が知っている誰よりも気持ちいい。
焦らしの多い意地の悪いキスだけど、
ツボを知っているだけ憎めない。
やがて、漣は膝で私の脚を開かせて
そのまま敏感になった所に押し付け、刺激し始める。
「…ぁんっ………」
思わぬ大胆な刺激にゾクッと反応すると、
鎖骨辺りにいた漣は私を見上げた。