いつか会えるね
ふいに、唇をはなして、ヒロくんが言った。

「お風呂入ったかな?」

「…多分。」

「じゃあ一緒に入ろう。」

言うか言わないかのうちに、ヒロくんは一気に私のワンピースをまくり上げた。

「きゃ…。」

へへへ…とヒロくんが笑った。

キャミにレギンスだけの、変な格好に赤くなる。

「こんな変な格好見ないでよぉ!」

「全部脱がせてあげる。」

ヒロくんの手が、レギンスへと伸びてきて、私は恥ずかしくて仕方なかった。

「お風呂あふれちゃうかも…。見てくる。」

慌てて、お風呂に駆け込んだ。



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