イケメン御曹司の秘密の誘惑
―――
……彼が出て行ったドアを唖然としながらしばらく眺めていた。
……頭が混乱している。
……私が望めば………
何かが変わるとでも言うの…?
私が、平気ですって?
「………」
信じられない。
明日には他の男に抱かれるだなんて…、潤は私をそんな女だと思ってるの?
例え、どんなに望んでも、あなたを愛していると声の限りに叫んでも…冴子さんとの話が消える事なんて、きっとない。
もし、潤の言う通りに、私が彼と別れなかったとしたなら、………きっと、彼は後悔する。
潤は、現時点では、冴子さんよりも私を本当に愛してくれているのかも知れない。
だけど……言えない。