赤龍が惚れた女

「雨がうっとうしい」
「ったく。ほら。帰るぞ」

私は廉が差し出した手を握って
2人で倉庫に帰った



――――――――――――――

「おっ2人とも大丈夫?(笑)」
「俺はいい。愛果を頼む。愛果。俺着替えてくるから待ってろ」
「うん」

と言って廉は自分の部屋に入っていった
廉をみていると廉のお姉さんが…

「愛果ちやんって言うの?」
「あ。はい。」
「可愛いね(笑)」

お姉さんはニコッと笑って
タオルをかけてくれた

「ありがとうございます」
「うん。お風呂入っておいで(笑)」
「え?あっでも着替えが…」
「廉の使えばいいよ(笑)」
「えっ!?」

いきなりお姉さんが変な事を言い出した


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