運命のヒト
ホントなら1本1000円だけど、このお兄さんが可愛いから出血大サービス。今なら堆肥もオマケしてあげるよ」
やったね~!とシロが無邪気にピースする。案外オバサンキラーなのかもしれない。
「で、お前はそれを買ってどこに植える気だ?」
大我がおそるおそる尋ねると。
「別荘の庭に決まってんじゃん」
「……やっぱりか」
大きなため息をついた大我は、すでに観念した様子。
シロの突飛な行動に振り回されるのも、そろそろ慣れてきたんだろう。