運命のヒト
「きっとお前は信じないだろうけど。
俺は、美園が小さい頃から何度も会ってる。
だから今こうしてるのも偶然じゃないんだ」
そう……そうだったの。
もし本当にそうなら、どんなおとぎ話より、あたしにとって素敵だね……。
「美園……」
シロの声が心地いい。
「俺も大我も、それにきっと美園の家族も、お前の誕生日をすっげぇ嬉しく思ってるよ。
でも、美園自身に一番喜んでほしい。自分がこの世に生まれたこと」