運命のヒト
そんなことを言われてしまったら、断れるわけがない。
それにあたしも、シロをもっと直接感じていたいから……。
うつむいたまま小さくうなずくと、後ろでシロが微笑む気配がした。
それから、あたしたちは裸で抱き合ったまま眠った。
まるで生まれる前からそうしていたように、ぴったりと寄り添って。
* * *
チャイムが鳴ったのは、昼過ぎだった。
音で目覚めたあたしは、まだ寝息をたてているシロを起こさないようにそっとベッドを下りて、服を着て玄関に出た。
そこにいたのは、大我。