運命のヒト

「大我はちょっと性格に難ありだから、お前が躾けてった方がいいぞ」

「……」

「それから――」

「あ~もう~っ!! わかったから!
アンタこそ、今度はちゃんと未来に帰るんだよ!」


勢いにまかせて飛び出したセリフ。

だけどその瞬間、あたしたちはハッと顔を見合わせて、少し言葉をなくした。


時計の針が、11時59分を指す。


あと1分。


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