恋の魔法と甘い罠
そして、ゆっくりだけれど頬の温度が上昇していくのを感じて、パニクっている上に頬が真っ赤に染まってしまうなんて凄く恥ずかしくて、そのまま顔を伏せた。
それとほぼ同時に、和泉さんはやさしく声をかけてきた。
「付き合うっつっても“ふり”だから」
「えっ」
ふり? ってことは、ほんとに付き合う訳じゃないってこと?
「玲夢が課長にどんな風に話をするのかはわからねーけど、俺と付き合うことにした、ってことにしておけば、いざというときに役に立つんじゃね?」
すんなり別れられたらこれも意味ねーけど、と苦笑しながらそう付け加えた和泉さん。
その言葉を聞いて、和泉さんが『俺ら……付き合おうか』と言ったのは、もし慎也さんがこの関係を終わらせたくないって言ってきたときのためだと気付いた。
万が一のときの保険のようなものなんだ。
それとほぼ同時に、和泉さんはやさしく声をかけてきた。
「付き合うっつっても“ふり”だから」
「えっ」
ふり? ってことは、ほんとに付き合う訳じゃないってこと?
「玲夢が課長にどんな風に話をするのかはわからねーけど、俺と付き合うことにした、ってことにしておけば、いざというときに役に立つんじゃね?」
すんなり別れられたらこれも意味ねーけど、と苦笑しながらそう付け加えた和泉さん。
その言葉を聞いて、和泉さんが『俺ら……付き合おうか』と言ったのは、もし慎也さんがこの関係を終わらせたくないって言ってきたときのためだと気付いた。
万が一のときの保険のようなものなんだ。