恋の魔法と甘い罠
そして姿を現したのは和泉さんで。
「何してんすか? 嫌がってるじゃないですか!」
冷静に、でもどこか怒りを含んでいるような声でそう言った和泉さん。
慎也さんはそんな和泉さんの登場に心底驚いているようで、あたしの腕を掴んでいた手の力が緩んだ。
その隙に傍に寄ってあたしの腕を掴んで立たせた和泉さんを見て、慎也さんは、はっ、と我に返った。
だけど和泉さんは
「今は俺のなんで、こういうことやめてもらえます?」
なんて言うから、あたしはその言葉に、どきんっ、と心臓が跳ねてしまった。
付き合うふりをすると約束したのだからこれが演技だってわかっているけれど、それでもこんな風に言われたのは初めてだから、あたしの心臓はそれに反応してしまったんだ。
それに顔が熱いから、きっと真っ赤になっているに違いない。
「何してんすか? 嫌がってるじゃないですか!」
冷静に、でもどこか怒りを含んでいるような声でそう言った和泉さん。
慎也さんはそんな和泉さんの登場に心底驚いているようで、あたしの腕を掴んでいた手の力が緩んだ。
その隙に傍に寄ってあたしの腕を掴んで立たせた和泉さんを見て、慎也さんは、はっ、と我に返った。
だけど和泉さんは
「今は俺のなんで、こういうことやめてもらえます?」
なんて言うから、あたしはその言葉に、どきんっ、と心臓が跳ねてしまった。
付き合うふりをすると約束したのだからこれが演技だってわかっているけれど、それでもこんな風に言われたのは初めてだから、あたしの心臓はそれに反応してしまったんだ。
それに顔が熱いから、きっと真っ赤になっているに違いない。