恋の魔法と甘い罠
「いびきくらいで嫁に行けないわけがないだろ?」
そうかもしれないけれど、それでもそう思ってしまうくらい恥ずかしいんだもん。
だってずっと聞かれていたってことでしょ?
……って、あれ? 『ずっと』?
「和泉さんは眠れなかったんですか?」
「は?」
「だって『ずっと』って言ったから。和泉さんは『ずっと』起きていたんですか?」
「……」
あたしの質問に和泉さんは視線をそらして口を閉ざしてしまった。
その姿を見ているとほんとに眠れなかったということがわかる。
あたしといると眠れるんじゃなかったの?
それとも紗羽さんの結婚がショックすぎて、一人で胸を痛めながら一晩を過ごしていたのかな?
そうだとしたらあたしだけぐっすり寝てしまっていたなんて、一緒にいた意味がないじゃん!
ちゃんと起きて和泉さんの相手をしてあげなければならなかったのに。
「ごめんなさい」
「は?」
「一人にして、ごめんなさい」
そうかもしれないけれど、それでもそう思ってしまうくらい恥ずかしいんだもん。
だってずっと聞かれていたってことでしょ?
……って、あれ? 『ずっと』?
「和泉さんは眠れなかったんですか?」
「は?」
「だって『ずっと』って言ったから。和泉さんは『ずっと』起きていたんですか?」
「……」
あたしの質問に和泉さんは視線をそらして口を閉ざしてしまった。
その姿を見ているとほんとに眠れなかったということがわかる。
あたしといると眠れるんじゃなかったの?
それとも紗羽さんの結婚がショックすぎて、一人で胸を痛めながら一晩を過ごしていたのかな?
そうだとしたらあたしだけぐっすり寝てしまっていたなんて、一緒にいた意味がないじゃん!
ちゃんと起きて和泉さんの相手をしてあげなければならなかったのに。
「ごめんなさい」
「は?」
「一人にして、ごめんなさい」