Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
「あ、あのね、最近はマタニティ用のオシャレなベルトとかも
 売られてるみたいだから。
 そういうのでもいいんじゃないかしら…?」

均は「じゃあ、そうしよう」と即答こそしたものの、
真実の肩を軽く叩いて「先に風呂入って来るよ」と言って
バスルームへと消えて行った。

テレビの音声だけが残るリビングに真実は独り残された。
真実は胸元で右手を強く握り締め、唇を噛んだ。
< 69 / 146 >

この作品をシェア

pagetop