セックス·フレンド【完結】
「どうしてあたしが、隆也の恋人に会う理由があるの?」


打って変わって強い口調になったあたしに、詩織は慌てた。



「変な意味はないの、誤解しないで!ただ、本当になんとなく聞いただけだから」



詩織は可哀想なほどオロオロしている。


でも、それが余計にあたしの神経を逆なでだ。


「詩織、何か言いたいことがあるならはっきり言ってよ」


頭に血の上ったあたしは、詩織に詰め寄った。


少しの沈黙のあと、詩織は意を決したように口を開いた。
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