セックス·フレンド【完結】
「疲れた?」
山からの帰り道、幸福の余韻に浸りながら、シートにもたれるようにして座るあたしに隆也が聞いた。
「ちっとも」
「ご飯何が食べたい?」
「なんでもいい。隆也の食べたいもので」
彼は満足そうに頷き、運転に集中した。
その横顔をじっと見つめていると、彼が遠慮がちに言った。
「ご飯食べたら、ホテル行ってもいい?美杉のこと抱きたいんだ」
あたしは、返事をするかわりに、運転する彼の腕に自分の腕を絡めた。
山からの帰り道、幸福の余韻に浸りながら、シートにもたれるようにして座るあたしに隆也が聞いた。
「ちっとも」
「ご飯何が食べたい?」
「なんでもいい。隆也の食べたいもので」
彼は満足そうに頷き、運転に集中した。
その横顔をじっと見つめていると、彼が遠慮がちに言った。
「ご飯食べたら、ホテル行ってもいい?美杉のこと抱きたいんだ」
あたしは、返事をするかわりに、運転する彼の腕に自分の腕を絡めた。