お嬢様の恋愛事情
嬉しいことに1時間目は自習で、ずっと麻美と話しができる。
話し終えた後、麻美は真剣なままだった。
「やっぱりお嬢様は違うね。将来の結婚相手っていわゆる許婚って奴でしょ?」
いつもはオーバーなリアクションなのに今日は冷静だ。だから、とっても驚いた。
「・・・中村君とは破局の危機?」
声を張り上げて言う麻美を皆見る。私は慌てて麻美の口を手で塞ぐ。
でも竜貴には聞こえてないのか和哉君と、ふざけながら遊んでいた。
それが、せめてもの救いだった。