記憶の向こう側





「杏子も災難だねー。その後ろの佐藤なんて、思いっきり寝てたのに。」



「え?そうなの?」





お昼は購買のパン。




屋上で絵里奈と食べることが多い。




もちろん今日も。




「そうだよ!死角になって見えないらしいよ。あいつが当てられればいいのに。」




面白くなさそうな顔をしながら、絵里奈は最近お気に入りらしい焼きそばパンを一口かじった。







その時、風に乗って甘い香りがした。





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