いただきます。
『ごめんね猫さん。パパとママは絶対に後で迎えにくるからね。』
足はやっぱりガクガクだし、これが私の精一杯のダッシュだ。しかも涙が止まらないから視界がぼやける。
真っ暗のトンネルのようだった路地裏から光が差し込むそこに向かって精一杯足を動かす。
ドンッ
痛い。
・・・こんな所で誰かにぶつかった馬鹿な私。
猫さんはまだ大丈夫そう。
・・・視線を上げると冷たい目をした青い頭の男が立っていた。
怖い人かな?
でもどうにかしたいこの状況。
『あのッッぶつかってしまってすみません。えっと助けて下さい。動物病院教えて下さい。』
ちゃんと伝わった?
もう一度「来い。」