甘い罠
あの日以来、瑠璃と木村は頻繁に連絡を取り合うようになっていた

しかし、あの事故の話はあまりすることはなかった

記憶がないことや、誰かに突き落とされたと言った木村の言葉は、瑠璃の中にも、かなりのしこりを残していた
もっと詳しく聞きたいのは山々だったが、あの話をすると、どうも木村の様子がおかしくなるので、なかなか言い出せずにいる瑠璃だった


「その非常階段に誰かいたってゆうのは間違いないんですかねぇ。。

それが本当だったら、ちょっとした事件ですよ」


カフェオレをすすりながら、菜々子は首を傾げた






< 79 / 104 >

この作品をシェア

pagetop