甘い罠
瑠璃は、何だろうと気になった

いくら彼氏とはいえ、相手の不在中にクローゼットの中を漁るのは、なんとなくルール違反のような気もした

少し躊躇したが、多分古い資料か何かで、大したものではない気もしてくる

瑠璃は四つん這いで茶封筒に近づいた

その茶封筒は何回も使ったようで、ずいぶんくたびれている
中身も軽く、そっと覗くと紙が2、3枚しか入っていなかった

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