光を背負う、僕ら。―第2楽章―




◇◆◇◆◇




「ははっ!人の告白シーンを聞いちゃうとか、佐奈も大変だったね!」


「あっ、明日美!声が大きいよ…。しかも、笑いごとじゃないんだからね?」




お昼休みになってから図書室でのできごとを明日美と流歌に話したら、なぜか明日美に面白がって笑われてしまった。



隠れてたあたしの気持ちなんて分からないから笑えるんだよ……。



明日美の笑い声に誰かが反応しそうで、なんだかヒヤヒヤする。




「しかも告白してたのって、5組のマリナちゃんなんでしょ?マリナちゃんの告白だなんて、佐奈もすごいもの見ちゃったね」




こっちが驚くほどに爆笑する明日美はひとしきり笑うと、笑いすぎて出た涙を指ですくった。



マリナちゃんって……告白してた女の子だ。




「マリナちゃんの告白が……すごいの?」


「すごいに決まってるよ。だってマリナちゃんって、男遊びがひどいって噂あるじゃん?そんな人の告白が聞けるなんて、ある意味ツイてるよ」


「……、えっ!?」




どこかで聞き覚えのあるような言葉に、そのときとまったく同じ反応をする。



それって……真藤君が言っていたことと同じだ。



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