好きな人ゎ生徒
私は、ふいに目を覚ました。

腕時計に目をやると、午前2時を指していた。



私は「うーんっ・・・」と大きく伸びをした。

みんなさすがに眠っていた。

ふと隣を見ると、高谷くんが寝ていた。


私は高谷くんの顔を覗き込んだ。

寝顔可愛いなぁ・・・
子犬みたい・・・


しばらく眺めていると、高谷くんは急に瞳を開けた。
私は思わず目をそらした。







「みとれてた?」


と笑いながら言う高谷くん。


「みっ・・・みとれてなんかっ・・・」


私はあわてて顔を覆う。
恥ずかしぃーっ・・・
< 62 / 105 >

この作品をシェア

pagetop