今宵は天使と輪舞曲を。
ルイスはメレディスが嘔吐いているのも無視して体重を乗せてくる。それがどうやら床に付加をかけすぎたようだ。ぎしぎしと音を立て、朽ちていた板が割れた。彼の膝が床に食い込む。
「やはりここじゃあ何もできないな。さあ、立て!」
ルイスは苛立ちを見せた。メレディスを力ずくで立たせ、引き摺りながら外を出る。
「さようなら、ミス・デボネ」
打ちひしがれ、泣きじゃくるヘルミナの横を通り抜ける。メレディスが見ると、ヘルミナの顔が屈辱と悲しみで歪んでいるのが見えた。
《真相・完》